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トゥクトゥクで [旅]

なぜだかわかんないけど「のった」って決めたときにはもう俺の前にトゥクトゥクが1台サーっとやってきてるのな。初めてのトゥクトゥクにワクワクしながら乗車。暑いけど、やっぱそこはバイク。当たる風が気持ちいい。
最初は立ってるお釈迦様。
2007-08タイ105-1.JPG
ん゛~~、まぁまぁかな。
神様に向かって「まぁまぁ」は無いかもしれないけど、観光で来るのにトップ3には入んないって感じ。ゆっくり回っても5分くらいで出てきちゃうしな。そしたら、
「知り合いのネクタイの店があるからどうだ?」
っておさそい。ちょうど欲しかったし軽い気持ちでOK。ちっちゃいお店だけど品揃えは豊富。いろいろ見た後、一番タイっぽい小さなぞうさんの絵柄のものを1本お買い上げ。600Bなり。・・・。

他にもお店を回りながらお寺を散策。俺はお寺ばっかりでも良かったんだけど、愛想よく勧めてくれるし、どのお店もみんな気前がいい。それにちょっとぐらい遠回りになっても、それはそれでバイク好きの俺にとっては結構楽しい時間(^^) 

最後に座ってるお釈迦様を見た。静かな境内にどっしりと座ってる。少し小さめだけどやっぱ貫禄がある。ついつい口が開いてしまう。表ではちょうど結婚式もやっていて、俺も一緒に参列して拍手!!みんな笑顔いっぱい。(^^)
新郎新婦を見送って、とってもハッピーな気持ちで境内から出てきたら・・・(^^;

いないっす(^^;(^^;(^^;

のった!! [旅]

 初めての休日。一人ぶらぶら。久しぶりの探検してる感じにウキウキしてた。タイの神様の眼とGoldの感動してお寺を出たところにとっても気さくなガイドさん。

「どこへ行くんだ?」

「ワットプラケオ」

「今日はこれから2時間、王室の行事で入れないからだめだよ。」

「ほんと?」

「ああ。トゥクトゥクでぶらぶらしたらどうだ?いいとこ紹介するよ。地図持ってるだろ?」

流暢な英語で俺の持ってる地図を広げて、あれこれ親切に定番コースを紹介。

「おまえは2時間あるからこんなコースでどうだ?ここの仏像は寝釈迦だが、立ってるBuddhaと座ってるBuddhaがある。ここへ行けばBangkokを制覇したようなもんだ。2時間で40B。どうだ?」

絶妙のセールストーク。

「のった!!」


新しい言葉 [旅]

サワッディカップ!(Sawatdii krap)

読めない、聞けない、もちろん話せない。ホント、新しい言葉。友達が教えてくれたのは

「”カップ”じゃないよ。”クラップ”でもない。”プ ”は小さい”ブ ”だよ」

数字さえ読めない。

こんな新しい世界に久しぶりのわくわくを感じながら、電車と船を乗り継いで会えたのはとてつもないGold。僕の気持ちの中にある野蛮な心を見透かされてるのを感じて、手を合わせても祈る事ができない。すごいね。


おい、わかったで!! [旅]

いつも俺たちの前に立ちはだかったのは英語。8月。真冬のメルボルンでバイクを走らせるのはほんとにつらい。あったかいコーヒーが飲みたい!!

"Coffee please!"

"Sure."

まずはお決まりのコーラが目の前に。

「おい、氷がはいってるぜ」

とは、あいつ。

「今度は俺に任せろ。   カフィ、please!"

"Oh Sorry"

...奴が持ってきたのは・・・クッキー(^^;

何が哀しくてかじかむ手で氷入りのコーラを飲みながら、クッキー食べてるんだよ!!

"Coffee please"

"OK black wh□○▲ or ※□△◎□?"

"...two black please"

coffeeが通じると必ず聞かれる決まり文句。この一ヶ月。あいつも俺も一度も聞けたことがない。

 

 

「最後に俺が買ってくるよ」

メルボルンの空港でほんとの最後の挑戦。

"Coffee please"

"Black white or cappuccino?"

"(^^)v    トゥー カプチーノ プリーズ!!"

 

 

おい、わかったで!!

 


Down to・・・ [旅]

初めての南下。・・・かえろか


Top End・・・ [旅]

メルボルンから3週間。四国をイメージしてた俺たちにとってオーストラリアはとてもでかかった。出来れば西海岸を周りパースへ・・・。俺たちのあさはかな思いはぜんぜん届かない。あと一週間でメルボルンまで戻らなきゃならない。でもなんか心地いい。Stuart H.Yを一直線。途中寄り道したのはUruruぐらい。地図を見ると、ほんとに一直線に北上しただけ。

ダーウィン。ここはオーストラリアだけどアジアのにおいがする。対岸はインドネシア。オセアニアってくくりは地図ではわかっていてもオーストラリアの名前からはアジアは感じない。でも、ここそこで触れる雰囲気は明らかにアジア。英語に惑わされ続けた3週間目にしてちょっと懐かしい感じがする。

「ついたねぇ」

「ついたなぁ」

ダーウィンの看板が見え始めてから、スピードが出せなかったあいつ。

「のんびり走りたい」

言い訳っぽいけど着きたくない気持ちは俺も同じ。

「あしたからどうする?」


乾杯! [旅]

とにかく漕ぐあいつ。あいつは汗をかいてだんだん熱くなり、俺ばっかりがどんどん気まずくなって・・・漕ごっと。

二人黙って、ただ漕ぐ。漕ぐ。漕ぐ。漕ぐ。ゆっくり回るはずのKatharine Gorgeなのに早すぎやで。舳先から白波が立ってるぜ。

おーい、なかなおりしよーぜーっ!

帰ったら「ぬるぬる」ビールで体育会なうたげやね。どこかのだれかみたいに。


Canoeing. [旅]

日本を出て2週間。はじめてあいつと喧嘩した。英語の話せない俺たちに初めての海外ツーリング。知らないあいだにいろんな緊張感を持ち続けてきりきりきてたのか、久しぶりののんびりにほぐれすぎたのか、楽しいはずのCanoeingが、漕がない俺と、ひたすら漕ぐあいつ。

どうやって仲直りすればいいか、わからない。


Beer!! [旅]

ここで2日目の夜。あいつが

「今日は飲みたいよな。」

「いいね。」

海外出張の長けたJapaneseサラリーマンでもなかなか来ないだろう、くそ田舎。

ビールの買える街まで1時間。行きはのんびりツーリング。でも帰りはかっ飛ばす。あいつのバイクにビールを積んで1時間かかった道のりを40分で帰る。キャンプ場でBBQコンロを借り、薪をくべて、オージービーフを焼く。Austreriaツーリングも2週間。カチコチオージービーフの相手の仕方も慣れたもん。サイコロステーキをコロコロ炒めてお箸で食べる。

「お箸の国のひとだもの!!」

ふたりのあいことばだった。

 

「かんぱ~い」

「う゛え゛っ」

メルボルンでバイクを借りたときは真冬。でもここはダーウィンまで500km。ほぼ赤道直下。ぬるぬるビールを1ダース。冷蔵庫なんてあるわけが無い。

「これ、明日も飲むん?」  (^^;


渓谷へ [旅]

Uluruを出て三日。Katharine gorge。リゾートまでは行かないけど自然を残すためレンジャーががんばってる。キャンプ場のCheck inで兄ちゃんがしきりに話しかけてくる。

兄ちゃん Are you Japanese?

俺たち  Yes!

兄ちゃん Oh, Kicchohi kicchohi!!

なんだ、この兄ちゃん?俺たちが戸惑ってると自分が持ってる受付のノートの後ろのほうをめくり始め、自分の書いたメモをさしながら

Kicchohi Kicchohi!!

彼のメモに書いてあったのは「貴重品」。 オーストラリアのこんな田舎に「貴重品」って日本語を知ってるレンジャーに思わず握手!

 


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