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新しい言葉 [旅]

サワッディカップ!(Sawatdii krap)

読めない、聞けない、もちろん話せない。ホント、新しい言葉。友達が教えてくれたのは

「”カップ”じゃないよ。”クラップ”でもない。”プ ”は小さい”ブ ”だよ」

数字さえ読めない。

こんな新しい世界に久しぶりのわくわくを感じながら、電車と船を乗り継いで会えたのはとてつもないGold。僕の気持ちの中にある野蛮な心を見透かされてるのを感じて、手を合わせても祈る事ができない。すごいね。


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おい、わかったで!! [旅]

いつも俺たちの前に立ちはだかったのは英語。8月。真冬のメルボルンでバイクを走らせるのはほんとにつらい。あったかいコーヒーが飲みたい!!

"Coffee please!"

"Sure."

まずはお決まりのコーラが目の前に。

「おい、氷がはいってるぜ」

とは、あいつ。

「今度は俺に任せろ。   カフィ、please!"

"Oh Sorry"

...奴が持ってきたのは・・・クッキー(^^;

何が哀しくてかじかむ手で氷入りのコーラを飲みながら、クッキー食べてるんだよ!!

"Coffee please"

"OK black wh□○▲ or ※□△◎□?"

"...two black please"

coffeeが通じると必ず聞かれる決まり文句。この一ヶ月。あいつも俺も一度も聞けたことがない。

 

 

「最後に俺が買ってくるよ」

メルボルンの空港でほんとの最後の挑戦。

"Coffee please"

"Black white or cappuccino?"

"(^^)v    トゥー カプチーノ プリーズ!!"

 

 

おい、わかったで!!

 


Down to・・・ [旅]

初めての南下。・・・かえろか


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Top End・・・ [旅]

メルボルンから3週間。四国をイメージしてた俺たちにとってオーストラリアはとてもでかかった。出来れば西海岸を周りパースへ・・・。俺たちのあさはかな思いはぜんぜん届かない。あと一週間でメルボルンまで戻らなきゃならない。でもなんか心地いい。Stuart H.Yを一直線。途中寄り道したのはUruruぐらい。地図を見ると、ほんとに一直線に北上しただけ。

ダーウィン。ここはオーストラリアだけどアジアのにおいがする。対岸はインドネシア。オセアニアってくくりは地図ではわかっていてもオーストラリアの名前からはアジアは感じない。でも、ここそこで触れる雰囲気は明らかにアジア。英語に惑わされ続けた3週間目にしてちょっと懐かしい感じがする。

「ついたねぇ」

「ついたなぁ」

ダーウィンの看板が見え始めてから、スピードが出せなかったあいつ。

「のんびり走りたい」

言い訳っぽいけど着きたくない気持ちは俺も同じ。

「あしたからどうする?」


乾杯! [旅]

とにかく漕ぐあいつ。あいつは汗をかいてだんだん熱くなり、俺ばっかりがどんどん気まずくなって・・・漕ごっと。

二人黙って、ただ漕ぐ。漕ぐ。漕ぐ。漕ぐ。ゆっくり回るはずのKatharine Gorgeなのに早すぎやで。舳先から白波が立ってるぜ。

おーい、なかなおりしよーぜーっ!

帰ったら「ぬるぬる」ビールで体育会なうたげやね。どこかのだれかみたいに。


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Canoeing. [旅]

日本を出て2週間。はじめてあいつと喧嘩した。英語の話せない俺たちに初めての海外ツーリング。知らないあいだにいろんな緊張感を持ち続けてきりきりきてたのか、久しぶりののんびりにほぐれすぎたのか、楽しいはずのCanoeingが、漕がない俺と、ひたすら漕ぐあいつ。

どうやって仲直りすればいいか、わからない。


Beer!! [旅]

ここで2日目の夜。あいつが

「今日は飲みたいよな。」

「いいね。」

海外出張の長けたJapaneseサラリーマンでもなかなか来ないだろう、くそ田舎。

ビールの買える街まで1時間。行きはのんびりツーリング。でも帰りはかっ飛ばす。あいつのバイクにビールを積んで1時間かかった道のりを40分で帰る。キャンプ場でBBQコンロを借り、薪をくべて、オージービーフを焼く。Austreriaツーリングも2週間。カチコチオージービーフの相手の仕方も慣れたもん。サイコロステーキをコロコロ炒めてお箸で食べる。

「お箸の国のひとだもの!!」

ふたりのあいことばだった。

 

「かんぱ~い」

「う゛え゛っ」

メルボルンでバイクを借りたときは真冬。でもここはダーウィンまで500km。ほぼ赤道直下。ぬるぬるビールを1ダース。冷蔵庫なんてあるわけが無い。

「これ、明日も飲むん?」  (^^;


渓谷へ [旅]

Uluruを出て三日。Katharine gorge。リゾートまでは行かないけど自然を残すためレンジャーががんばってる。キャンプ場のCheck inで兄ちゃんがしきりに話しかけてくる。

兄ちゃん Are you Japanese?

俺たち  Yes!

兄ちゃん Oh, Kicchohi kicchohi!!

なんだ、この兄ちゃん?俺たちが戸惑ってると自分が持ってる受付のノートの後ろのほうをめくり始め、自分の書いたメモをさしながら

Kicchohi Kicchohi!!

彼のメモに書いてあったのは「貴重品」。 オーストラリアのこんな田舎に「貴重品」って日本語を知ってるレンジャーに思わず握手!

 


呼んだ? [旅]

Glen Dambo。

砂漠の真ん中の町。というよりホテルが1軒。まわりにはなにも無いのに夜になるとホテルのバーは人であふれてる。一緒に飲んだバーのお客さんが

「じゃあな」

って帰っていく先には何にもない。モトクロスのバイクでまっすぐ地平線に向かって消えてった。ここは夜でも地平線が見える。

地平線に1箇所だけ明るいとこがあった。最初はその向こうに野球場でもあるのかなって思ってると、ぼんやり明るいとこはずーっと上に伸びてる。それをたぐると、反対側の地平線まで。

「天の川だ!」

「呼んだ?」

って声が聞こえてきそうな彼(たぶん)の顔。車にひかれたカンガルーをここのホテルのオーナーが手当てをしてるらしい。


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次へ [旅]

雨の日、撥水コートをしたフロントガラスの車で、ドライブをしたくなる。半そでシャツの上に着た、カッパ越しにあたる雨の痛みを感じながらカッ飛ばしたいときがある。寒い冬の夜、星を眺めていたい。

過ぎてく時間のことを考えずに、やりたい事を好きなようにのんびりこなしたり、いつものリズムを少し変えたりすると、おちつくんやよね。たとえば何十年毎日欠かさずやってきた事を少しだけ休んでみるとか。

 

のんびりゆっくりでも、寒くても、あつくても、方向さえ間違わなければ進めるんやよね~。

ファイト!!p(^^)q


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